2023年6月 9日

iPhoneの画面が浮いて隙間ができたら!バッテリーが中で膨らんでいるかも!!

iPhone8の液晶画面が浮いてきたということで、iPhoneの液晶画面を外してみました
中ではバッテリーが膨張していました。BT_20230609.jpg

iPhoneのリチウムイオンバッテリーが膨張するメカニズムと対策について説明します。

リチウムイオンバッテリーの膨張は、通常、以下のような要因によって引き起こされます。

過充電: バッテリーが過充電されると、内部の化学反応が乱れ、バッテリー内のガスが増加します。これによりバッテリーが膨張する可能性があります。

過放電: バッテリーが過放電されると、電気容量が低下し、電解液中のリチウムイオンが金属状態になります。これによりバッテリー内部で異常な反応が起こり、ガスが生成されて膨張します。

高温環境: バッテリーは高温環境下で使用されると、内部の化学反応が活発化し、ガスが生成されやすくなります。これによりバッテリーが膨張する可能性が高まります。

リチウムイオンバッテリーの膨張に対する対策としては、以下のことに注意する必要があります。

適切な充電と放電: バッテリーを適切な電圧範囲内で充電し、過充電や過放電を避けることが重要です。充電はオリジナルの充電器や認定された製品を使用し、適切な充電時間や方法を守るようにしましょう。

適切な温度管理: バッテリーを高温環境から保護するために、直射日光や車内などの高温の場所での使用や保管を避ける必要があります。過度の熱にさらされないように注意しましょう。

もしバッテリーの膨張が起こった場合は、即座に使用を中止し、当店に相談しましょう。当店では適切な修理や交換の手続きを行うことができます。
予防的な交換: バッテリーが劣化している可能性がある場合は、予防的にバッテリーの交換を検討することも重要です。特に、バッテリーの使用時間が著しく短くなったり、異常な発熱や膨張が見られる場合は、即座に交換を行うべきです。当店で40分~60分ぐらいでバッテリーを交換することができます。

品質の高いアクセサリーの使用: バッテリーの膨張を防ぐためには、正規のアクセサリーを使用することが重要です。安価なサードパーティ製品や偽物の充電器やケーブルは、バッテリーに損傷を与えたり、過充電や過放電を引き起こす可能性があります。信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。

定期的なソフトウェアの更新: Appleは定期的なソフトウェアの更新を提供しており、バッテリーの安全性やパフォーマンスに関する修正を行っています。最新のiOSバージョンにアップデートすることで、バッテリーの管理や問題の修正が行われる可能性があります。定期的なソフトウェアの更新を怠らないようにしましょう。

バッテリーの膨張は、適切な注意とメンテナンスによって予防できる場合があります。しかし、万が一膨張が発生した場合は、自己修理を試みる代わりに、当店の修理サービスに相談することをおすすめします。安全に修理が行われ、問題が解決されることで、iPhoneのバッテリーの寿命とパフォーマンスを最大限に活かすことができます。

最近iPhoneの水没が増えてきました 耐水性能を過信せず気をつけて使用してください

最近 水没したiPhoneを修理して欲しいという依頼が増えてきました
直近だと6月の雨の影響
他にもプール、洗濯、海、風呂、トイレなど 水没する可能性があります

こちらは海に遊びに行って
気がついたらiPhoneを失くし 探した所後日堤防に置いてあったそうです
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iPhoneは防水性能を売りにしており、多くのユーザーが水場で安心して使用しています。しかし、実際の経験からは、耐水性能にも限界があり、故障のリスクが存在することがわかっています。このブログでは、iPhoneの耐水性能の劣化要因と、耐水性能への過信に対する注意点について、簡潔にお伝えします。

耐水性能劣化の原因
a. ダメージや亀裂: iPhoneの本体に亀裂やダメージがあると、耐水性能が低下します。画面のひび割れやボタンの故障、背面ガラスの割れなどは、水の浸入を許しやすくなります。
b. 不適切な使用: 耐水性能があるからといって、故意に水中で使用したり、高圧水流や深水圧にさらしたりすることは避けましょう。耐水性能は一時的な水濡れに対するものであり、極端な状況では機能しないことがあります。
c.耐水テープが液晶画面と本体フレームの間に貼ってありますが、本体が熱くなることで溶けていることがあり耐水効果が軽減されます。

耐水性能を過信しない理由
a. 限定的な保護: iPhoneの耐水性能は特定の条件下での一時的な保護を目的としています。水への浸水や長時間の水中使用は保証されていません。水没による故障リスクは依然として存在します。
b. 保証外の損害: 通常の保証は一般的な故障に適用されますが、液体損害は保証外となることがほとんどです。水没した場合、修理や交換には高額な費用がかかる可能性があります。

安全対策と注意点
a. 防水ケースの利用: 耐水性能をさらに向上させるために、信頼性のある防水ケースやカバーを使用しましょう。これにより、iPhoneをより確実に水から守ることができます。
b. 水場を避ける: 耐水性能があるからといって、故意に水に浸けたり、水しぶきにさらしたりしないようにしましょう。水からの距離を保ち、可能な限り水場を避けることが重要です。

c. 水中での使用を避ける: 耐水性能は水濡れに対する一時的な保護を意味しますが、水中での使用はおすすめしません。水圧や水の化学成分が内部の機構に悪影響を与える可能性があります。

d. 水の被害が発生した場合の対処法: もしiPhoneが水にさらされたり水没した場合は、即座に電源を切り、水を拭き取ります。その後、当店に相談することをおすすめします。

e. 定期的なメンテナンス: 耐水性能を持つiPhoneであっても、定期的なメンテナンスは重要です。汚れや異物が充満することで耐水性能が低下する可能性があるため、定期的に本体や充電口を清掃することを心がけましょう。

結論:
iPhoneの耐水性能は、日常的な水濡れや一時的に水がかかることに対して一定の保護を提供してくれますが、完全な防水ではありません。亀裂やダメージがある場合や、極端な水にさらされた場合、故障のリスクが高まります。耐水性能に過度に依存せず、適切な安全対策と注意点を守ることが大切です。万が一の事態に備えて、保証や修理の情報にも精通しておくことをお勧めします。

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